皆様こんにちは★
水曜日担当(・∀・)貞末でございます
久しぶりの晴れですね~
やっぱりお天気が良いと
気分も上がりますね❤
本日のブログは...
歯の食いしばりについてです★
結構患者さんでも多く、
意外に自覚してない場合もあるので
要注意なんですよ. . . (。゚ω゚)
✳まず歯の食いしばりとは
上下の歯と歯を合わせて噛みしめることです❣
歯ぎしりなどと同じように
歯や歯茎にとって大きなダメージが加わります(´・ω・`)
歯と歯は1日に接している時間は
食事の時に15分~20分程度で、
それ以外は安静空隙といって
1mm程度開けているのが正常なんです❣
しかし食いしばりをする方は1時間~2時間、
無意識に大きな力で行うために、
歯や顎の痛みなどを訴えることがあります(;_:)
たった1~2時間と思うかも知れませんが
人が物を噛むときにかかる圧力は...
★せんべい⇒10キロ
★フランスパン⇒30キロ
★歯ぎしり・食いしばり⇒60~80キロ
だそうです((((;゚Д゚))))
「歯ぎしり・食いしばり」でいかに強く圧力が
かかっているかがわかりますね...
✳食いしばりによる症状
①噛むと痛い
奥歯が噛んで痛い、上も下も左右も痛いなど、
場所が特定できず痛みの位置が変わる場合は、
虫歯ではなく食いしばりによって痛みが出ている可能性があります
②歯がしみる
食いしばりによって歯の根元や噛む面が削れてきたり、
歯に亀裂が入ると歯のしみが強くなります
③顎が痛い
食いしばりによって顎関節症になり顎が痛くなることがあります
④セラミックが割れる
噛み合う歯が欠けたり、歯を支えている骨にダメージが加わることがあるため、
食いしばり自体をコントロールする必要があります
⑤歯が割れる
神経のない歯はもろく、割れやすくなっています。
亀裂から細菌が入り、歯茎が腫れたり、口臭が出てきます
神経が残っている場合も割れることがあり、この時は強い痛みが出ることがあります
⑥歯茎が痩せる
歯周病や歯茎が腫れている方は、
食いしばりの力によって歯を支えている骨の溶ける進行が早くなり、
歯茎が痩せやすくなります。
⑦骨隆起
顎の骨に歪む力が加わり、歪む力が集中する所に
骨のこぶである骨隆起ができることがあります。
骨隆起自体は悪いものではないので取る必要はありませんが、
入れ歯や発音に障害が出るようになると切除する場合があります
⑧肩こり・偏頭痛
食いしばりに使う筋肉は
顎から首から肩にかけて多くの筋肉がつながっています
。食いしばることによって筋肉が緊張し、疲労感がたまり、
肩こりがなかなか取れないことがあります。
あと食いしばりによって筋肉が緊張すると
頭が締め付けられるような偏頭痛が起こることもあります
✳食いしばりの治療法
①意識する
食いしばりは何かに集中してる時に起こります
歯と歯を合わせないように、食いしばらないように
ふとした時にでも確認する様にします
意識し続けることによって、
寝ている時の無意識の時も減ってくる傾向にある様です
②ストレスの発散
特に環境が変わった時、引越しや転職など
大きなストレスが加わった時などに食いしばりが出る方がいます
③マウスピース
夜寝るときに無意識に食いしばりがある方に使うマウスピース。
無意識の時に食いしばる力は強く、また食いしばりの時間も長いため、
歯や歯茎に対するダメージが大きくなります。
その為マウスピースで力を分散させてダメージを減らします
保険診療で作ると5000円程度です♫
誰にでも起こりえる症状なので
気をつけて下さいね(╹◡╹)
★おまけ★
すっかり秋模様ですが(;_:)
まだまだ夏を感じたい...
先日乗せて頂いたジェットスキー❤
また猛暑日になるのを
一人願う貞末なのでした...笑