再生医学が未来を拓く☆

再生医学が未来を拓く☆

 

皆様お元気ですか?清水💛です!

新年度始まりましたね❣新しい一年の始まり。

一年の始まりって実は色んな意味で何回もあるのね(節分とかもあるし)、気持ちを何回でもリセットできるのね~と感じる今日この頃です(笑)

さて先日、麻布赤坂歯科医師会100周年記念市民公開講座

「再生医学が未来を拓く」 ~歯の細胞とⅰPS細胞の可能性~

に行ってまいりました。

お目当てはやはりノーベル医学生理学賞受賞された山中伸弥先生❣

ノーベル賞を受賞される方の中では若手ですし一度生でお話聞いてみたかったです。←ミーハー(笑)

3人の教授のお話が聞けました。

1題目は中原貴教授(日本歯科大学)による「歯の細胞と再生医療」

歯髄細胞を採取して細胞培養していく研究をされているそうです。

歯性幹細胞は5種類もあって増殖率が高く多分化能を持っているようです。

「歯の細胞バンク」を作って再生医療へ取り組まれているようで歯科医師として大変を興味を持ちました。

2題目は濱崎洋子教授(京都大学iPS細胞研究所)による「免疫の老化と再生医学」

がんやウイルス感染制御を担うのはT細胞と呼ばれる細胞で、そのT細胞が製造される臓器が胸腺。

胸腺は心臓の上に乗っかる様にして存在しているようですが、胸腺は早々に老化してしまうようです💦

ヒトでは1歳を過ぎる頃から既に加齢による変化が始まり40歳代で産生される新たなT細胞は新生児期の100分の1以下に低下してしまうとか・・・

そんな胸腺の老化の解明と機能再生を目指し、iPS細胞を用いた、胸腺上皮細胞の培養に取り組んでいらっしゃるそうです。

3題目は遂に登場(笑)山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所)による「iPS細胞 進歩と今後の展望」

ご自身の研究のルーツのお話から始まりました。お父様や、最初から研究を支えてくれた若いスタッフの方達のお写真を引用されていて、今でも心の中で感謝の気持ちを忘れずに持ち続けていらっしゃるところが、とても人間味溢れていて好感が持てました。

また親友であったラグビー選手の平尾誠二氏のこともあり、現在はがん治療に一番力を注いでいらっしゃるそうです。

再生医療や創薬研究に貢献できるiPS細胞ストックプロジェクトについて触れられていました。

講演後のシンポジウムでは

今はまだ時間と費用が非常にかかる様で、本来は一人一人に合った細胞が一番であるけれど、それをするには一人1億円⁈くらいコストがかかってしまうとか・・・(そうか~そうよね~(-_-;))

その問題を解決するためのiPS細胞ストックプロジェクトなんですね!

また日本ではプロジェクトのみを支援する仕組みになっていますが、アメリカでは人(研究者個人)とプロジェクト双方を支援するそうで日本とは援助の仕組みが違うということも述べられてました。

まだまだ資金が不足・・・という風に聞こえました。日本の政府の方も日本のミリオネアの方も(笑)もっともっと山中伸弥教授に是非ご協力を!!

最後に山中伸弥教授のモットー

Vision & Work hard   

で皆様も頑張って下さい💛

おまけ;

実は山中教授が登壇されて私も写真を!と思いひっそりと構えていたら、

なんと!急に前席の方が私の真ん前に立ちはだかり(-_-;)

えっ⁈なに?なんて思ってる間に

立ち上がっちゃったりなんかして~(-_-メ)

立ち上がったらあかんやろ!と心の中で小さく叫んだ清水でした(笑)

熱烈なファンなんでしょうね(^-^;